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CEO Message

代表メッセージ

焚き火は登ってから
やればいい

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「人から学べる人」の
3つの条件

人にこだわる会社

まず、TSUIDEは人にこだわる会社だ。

これは、よくある「組織は、人がすべてだ」という言葉とは、少し文脈が異なる。

僕が思うに、この言葉は「組織がうまく利益を出すためには、人がすべてである」という意味で、つまり、自分たち目線で使われることが多いが、TSUIDEが伝えたいことは、少し違う。

「お客様のためには、人がすべて」なのだ。

大前提、TSUIDEのサービスは「人」と「仕組み」でできている。多くの会社が「仕組み」を大事にしており、誰でも同じことができるように型化しようと考えるが、TSUIDEのサービスの真髄は「人」。いい人の採用に勝ることはないと思っている。

そして企業は、お客様の売上と利益に寄与するサービスを提供できていれば、あとは売上も、利益も、採用も、ひいては人間関係さえも、すべてがうまくいく。

お客さまに貢献できる人が揃っている会社のみが、総合コンサルティングファームを名乗る資格を持つと考えているし、そのためにTSUIDEは「人」を大事にしているのだ。

メンバーから、
学ぶことの多さ。

とはいいつつ、僕も昔は、「人生なんて個人商店と一緒だろ」と思っていた。

「結局は誰も責任を取ってくれないし、自分次第なのだから、まずは自分の利益を考えなければいけない」

ラグビーというチームスポーツをやっていた頃も、チームが日本一になることを本気で目指していたが、そんなことよりも自分が試合に出たいし、試合に出たら誰よりも活躍したい。

今思えば、受験や就活という制度も、そういった考えを助長させていたのかもしれない。実際、それで僕の人生はうまくいっているように思えた。

だからこそ、そんな考えで28年間、尖りつづけていたのだが、最近になってやっと、そんな考え方はサステナブルではないことに気付いた。

きっかけは、生まれて初めてのインフルエンザだった。
今までは、多少の体調不良であれば無理を通して仕事していたのだが、本気で体が動かず仕事もままならなくなったときに、その穴を埋めてくれるメンバーのありがたみを再確認したのだ。

また、そうして改めて見直してみると、メンバー1人1人に生き方や考え方があり、それぞれから学ぶことがあることに気づいた。

何でもできる人から学ぶことがあるのはもちろん、自分とはほとんど無関係スキルを持ったスペシャリストや、今は何にもできないけど、必死で努力をしている人からも学ぶことはある。

また、最初に出会ったときだけでなく、その人と5年一緒に働いたからこそ学べることもある。学びは点から線になり、線から面になるのだ。

当たり前といえば当たり前だが、この実感を体得するのに、30年かかってしまった。

TSUIDEが求める人材

さて、僕は30年かかってしまったが、TSUIDEのメンバーにはもっと早く「人生は個人商店ではないこと」「周りに学びがたくさん転がっていること」に気づいてほしい。

そのためにTSUIDEに必要な人材は、

人から学ぶことができる人

だと考えている。

周りの仲間から学べる人が組織にたくさんいることで、成長は加速し、ひいては、お客さまに対するクオリティの高いアウトプットを維持し続けられるのだ。

では、人から学ことができる人が、具体的にどんな人材なのか、1つずつ説明していこう。

人から学ぶことが
できる人について

これには、3つ条件がある。

1. 仕事が好きな人。

ほとんどの人は、1日10時間働く。しかも6時間は睡眠しているので、起きている時間は18時間。 つまり、人生の半分以上は仕事をしているのだ。

そんな膨大な時間を「やらされている」と考えながら過ごすのは明らかに勿体無いが、実際は、ほとんどのサラリーマンがそう感じている。

それはおそらく、一般企業に蔓延る年功序列や、無駄な忖度、30人も出席しているのに、2人しか話していない謎の会議などに付き合わされている間に、「どうせ私が言っても通らないだろう」という思いが強くなっていき、「やることだけやっていればいいか」という感覚を養ってしまうからだと思う。

しかし、人間は本来そうではない。

幼少期、ゲームの中でボスに負けてセーブ地点に飛ばされても、逆上がりができなくても、二重跳びができなくても、何度でも挑戦したくなっていたように、目標さえあれば前に進んで、壁を壊す力を持っているのだ。

なのに、知らず知らずのうちにこの感覚を失っている。

大人になった今も、この感覚を忘れずに、自分で目標を立てて、仕事をゲームのように楽しめる人。そんな人は、何からでも学ぶことができると思うし、圧倒的な成長を自分のものにすることができるだろう。

ちなみに、TSUIDEには、年功序列も、忖度も、無駄な会議もないし、明確な目標を持った仲間しか周りにいないし、そういった環境をみなさんと一緒にで作り続けていきたいと思っている。

2. フィードバックができる人。

「Feedback is a gift」
これは有名な言葉だが、フィードバックを受ける側だけでなく、フィードバックをする側にも当てはまると思う。

コンサルタントには、人にフィードバックしている暇があったら自分が成長したいという人が多いが、実は逆で、人にフィードバックをすることほど学びにつながる体験はない。

相手に納得してもらうために、言語化して分かりやすく伝える技術の難しさもさることながら、人に教え続けるためには、自分も成長し続けなければならないのである。

100教えたら、次は120、140と知っていることを増やしていかないと教えることがなくなっていく。これを繰り返すことが、継続的な学びにつながる。

面倒見が良すぎて、1から100まで教えてしまう人は、相手から考える時間、学ぶ時間を奪い、受動型にしてしまうため、学びを無理に与えようとしないように注意は必要だが、

ジャンプ漫画のように、自分を倒しうる人間を自らの手で育てることが、強くなるためには必要なのだ。

3. 上にいきたいと思える人。

山があったら登る。これを当然のようにできる人間は強い。

子供だって、滑り台やジャングルジムがあれば登るし、上に物があったら触りたくなるように、上に何かがあったら行きたいと思うべきだと僕は思う。

組織も同じで、1000億円の市場があるなら、1000億円を目指すべきだ。

まずは登ることで、熊に遭遇したり、川でシャケを釣ったり、その過程でたくさんのことを学べるのに、登らずに麓で焚き火をしたがる人は、圧倒的成長を目指す組織には向いていない。焚き火は登ってからすればいい。

TSUIDEは、普通の組織が麓で焚き火をしながら「登るか否か」を議論している間に、まず登る組織だ。だから業務にもバリエーションが出てくるし、さらに新しい山に進んでいくことができる。

これは組織の中でも同じで、僕は「松田さん退いてください」「僕に代表やらせてください」と言ってくれるようなメンバーを常に求めている。

そうやって上を目指せる組織や人間こそが、果てしなく成長していくからだ。

もちろん、そんな簡単になめられないように、僕は、より高い山、新しい山を作り続ける。